ワンハート創設の動機はわが子の障害を認知する過程において、壮絶な苦悶と葛藤の中で苦しみもがいた体験を共有する親の願いや希望に少しでも近づいた施設を作りたかったことが私達の動機です。
実現化は簡単ではありませんが、願いは諦めない限り必ず叶うモノと確信し前進し続けているところです。
発育にハンディを持つ子どもたちに携わる私達の心が一つの方向性を向いているかが一番大切です。
全スタッフは有償ボランティアの心で、子どもたちが何を願い、何を喜び、安心感に満ちてワンハートを楽しみにし、ゆったりと過ごして貰えるような場所が私の願いです。
子どもたちにとって「学校で精一杯頑張って過ごす時間」と「家庭で明日に向かうリズム的な時間」との間のワンハートなので、ゆったりとした日だまりタイムが良いのです。
何かを教え込むとか、キチンとしつけるとか?
それも大切かもしれませんが、学校で頑張って来た後のワンハートですから、役割が違うと思います。
怒られたり、強制されての自立では生きて行く力にならないと私は思っています。
「この先生となら一緒にチャレンジしてみたい気がする」そんな自発的自立が良いのです。
時間は掛かるかもしれませんが、本物の積み重ねしか身に付かないと思います。
ここで働く私たちスタッフの一人一人が、上から目線で「教えてあげている」の思いではなく、「ぎゅーぎゅー前に引っ張る」のではなくて、私たちスタッフに今できる事は『子どもたちの思いにゆっくり寄り添い、後ろからほんの少しだけ押してあげる事』が良いと思うのです。
それには私達の心にゆとりが必要ですし、相互の信頼感や方向性の一致が必要です。
子どもたちにとってもスタッフにとっても毎日居たいワンハートが望みです。
どの子も親にとってはかけがえのない大切な子ども達です。
2006年 | ワンハートはじまり 養護訓練センターを卒業した発達に心配なお子さんを持つ親たちのあつい想いから活動開始 |
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2008年 | NPO法人ワンハート設立 *日中一時支援事業 開始 |
2009年 | 保護者会活動「アルミ缶回収」「募金箱設置」 自立支援準備積立金として積み立て開始 |
2010年 | 就労施設の準備開始 |
2012年 | 5周年記念式典 |
2013年 | ワンハートえがお 開設 *放課後等デイサービス 開始 |
2014年 | ワンハートおひさま 開設 *生活介護(働く場) 開始 |
2015年 | ワンハートおひさま 開設 *放課後等デイサービス 開始 |
2016年 | ワンハートきらきら 開設 *放課後等デイサービス 開始 |
2017年 | ハート相談支援センター 開設 *相談支援事業 開始 |
2019年 | 岐阜県障害者(児)福祉施設等整備補助金 交付 あいあい清流館 建設 |
2020年 | あいあい清流館 開設 *放課後等デイサービス/生活介護 開始 カフェ藍 オープン |
2021年 | 就労支援B型(働く場) 準備開始(実習生募集) |
2022年 | 就労支援B型(働く場)開設予定 |